政治ジャーナリストの田崎史郎氏が8日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。高騰が続く米価に「農水省の失敗」と語った。
スーパーで販売されている米の平均価格は4月21~27日、5キロ4233円と17週連続で最高値を更新している。備蓄米も放出したはずだが、市場には出回っておらず、米価が下がる気配はない。
田崎氏は、石破茂首相が米価を下げるよう党で考えてくれと自民党の小野寺五典政調会長を呼んで要請したとし、農水省がなかなか動かないため「備蓄米の放出も実はこれ、官邸がやらせた。農水省が自主的にやったわけじゃない」などと語り「官邸の中には、農水省とJAが結託して、米の値段が下がらないようにしているんじゃないかと。彼らは(との見方がある)」とも語った。また「コメの値段が高い方が、農協にとっても農水省にとってもいいが、国民、我々は困る。だから(石破氏が)そこの部分をちゃんとしろと(農水省に)言ってもやらないもんだから党にやらせようとしている」と解説した。
MCの谷原章介から「じゃあどこで(コメの流通が))詰まっているんですか」と問われ、田崎氏は「それがよく分からないわけですよ」とした。
コメンテーターでキヤノングローバル戦略研究所の峯村健司主任研究員も「石破さん自体、農水族でしょ。あんたがやれよって感じがするんですが、そうじゃないんですか」と、田崎氏の解説に質問。田崎氏は「だから農水分かっているから、これは農水省の問題だということもずっと分かってるんですよ」とも語ったが、やや議論がかみ合わなかった。
杉村太蔵氏はこのやりとりを受け「本当にね、自由経済の中で、ものの値段をいくらで売り、いくらで買うか、本当に農水省がコントロールできますかね。官製経済じゃないので。自由経済なので。なかなか難しいんじゃないかな」と、そもそも農水省だけでは制御しきれないのではないかとの見方を示した。
ゲスト出演した経済アナリスト馬渕磨理子氏は、「農政の抜本的改革が必要。日本の米の生産量を増やさないと、米の価格の調整は難しい」と分析していた。

