将棋界のトップ棋士が公開対局で全国を転戦する勝ち抜き戦「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦(JT杯)」の開幕戦、羽生善治九段(54)対佐々木勇気八段(30)戦が21日、岡山市の「ジップアリーナ岡山」で行われた。持ち時間各10分の早指し戦は、角換わりからの攻め合いを制した初出場の佐々木が97手で、36年連続出場の羽生を下した。

敗れた羽生は、「序盤から激しい展開で、角と桂香を交換した後のまとめ方が分からなかった。真ん中から攻められてまずくした」と振り返った。

今月6日に1期2年務めた日本将棋連盟の会長を退任した。その後、13日の王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝で屋敷伸之九段、18日の順位戦B級2組開幕戦で斎藤明日斗六段を下していた。退任後、初黒星となった。