日本棋院100周年記念事業「第1回日本女子囲碁リーグ」決勝戦、チームセンコーグループ対チーム囲碁・将棋チャンネルが28日、東京・市ケ谷「日本棋院東京本院」で行われ、チーム囲碁・将棋チャンネルが初代チャンピオンに輝いた。主将戦は藤沢里菜女流本因坊が上野愛咲美女流名人・女流立葵杯を下したが、副将戦は星合志保四段が敗れた。1勝1敗でもつれ込んだ三将戦で、これまでリーグ戦2戦2敗だった高山希々花(ののか)初段が万波奈穂四段に勝ち、2勝1敗で優勝を手にした。
主将の藤沢は先週21~23日の女流立葵杯3番勝負で、上野に1勝2敗で挑戦を退けられたばかり。「正直、打ちたくなかった。勝つことを意識しなかったのが良かった。すごく楽しくていいチームに恵まれた」と笑顔を見せた。
最後まで勝負がわからなかった高山は、「雰囲気で1勝1敗という気がしました。自分は頑張らなきゃと重い、重圧とかはあんまりなかった」と強心臓ぶりを発揮した。
このリーグ、1チーム4人の女流棋士で構成し、3人が団体戦に出場する。昨年7月から今年5月までの5チームによるリーグ戦を行う。2勝したチームに勝ち点1が与えられ、上位2チームが決勝に進出する。チームセンコーグループが勝ち点7て1位、チーム囲碁・将棋チャンネルが同5で2位(以下3位チーム若鯉、4位チーム福岡、5位チーム名古屋)だった。決勝一発勝負で、下克上を決めた。
優勝賞金の500万円のうち、監督の鈴木伸二八段は、「何分の1かは祝勝会で使います」と笑っていた。

