囲碁の第10回扇興杯女流最強戦(センコーグループホールディングス協賛)の準決勝が11日、滋賀県東近江市「迎賓庵 あけくれ」で打たれた。藤沢里菜扇興杯(女流本因坊=26)対上野愛咲美女流名人(女流立葵杯=23)は藤沢が、上野梨紗女流棋聖(19)対加藤千笑三段(23)は上野梨がそれぞれ白(後手)番中押し勝ちし、決勝進出を決めた。上野愛対上野梨の囲碁界40年ぶりの姉妹タイトル戦対決はならなかった。

藤沢が2年連続5回目の優勝を果たすか、初めて決勝に進出した上野梨が勢いに乗って初優勝を決めるか。決勝は13日に同所で行われる。

扇興杯は一発勝負の勝ち抜き戦。優勝賞金は800万円、準優勝400万円。過去の連覇は2022、23年の牛栄子四段しかいない。また、藤沢対上野梨のタイトル戦は一昨年の女流本因坊戦に次いで2回目。この時は藤沢が3勝2敗で防衛している。