20日に投開票された参院選比例代表で当選した候補者に対する当選証書の付与式が25日、総務省で行われ、当選者や代理の関係者が総務省の担当者から当選証書を受け取った。
AIエンジニアで、20日に投開票された参院選を「チームみらい」を率いて戦い1議席を獲得、自身が初当選を果たした党首の安野貴博氏(34)は、「レア」だという紺色のスーツ姿で式に臨んだ。
安野氏はこれまで、どちらかといえばカジュアルな服装で活動してきたが、この日はスーツにネクタイ姿。スーツは「昨日、急いで買って参りました」といい、「国会の中はスーツじゃないと入れないといううわさを聞いておりますので、準備をしております」とも語った。
当選証書を手にした際の心境を問われると「やったー、という気持ちです」と、率直に語った。今後実現したい政策や、取り組みたい活動を問われると「政策的な意味で言うと、日本の成長をいかにしてつくっていくのかが、ものすごく重要な局面にきている。右肩下がりでずっときている今の状況で、再分配の話も非常に重要ですが、再分配だけしていても根本的な課題は解決されない。いまこそ、パイを大きくする政策を打ち出していく必要がある」と訴えた。
また「選挙期間中から申し上げていた通り、永田町にソフトウエア、エンジニアのチームをつくって、そのチームでデジタルの公共財をつくっていきたい。たとえば政治とカネの流れを見える化するような仕組みだとか、有権者が何を考えているかしっかり拾って、法案や政策づくりに生かす仕組みなどを、やっていきたい」と意欲を口にした。
今年5月8日の結成発表からまだ2カ月半あまり。比例代表で126万票超を集め、国会に初の議席を得た。安野氏は選挙戦を「長いようで短いようでやっぱり長かった」と振り返り「我々はできてから、まだ2カ月ちょっとくらいしかたっていない、スタートアップ政党。どれくらい伸びるかも分からないし、人もいないしお金もない組織もない中で、いちばん最初に我々を信じて頂いた方々に感謝を申し上げたい」とも述べた。

