長崎への原爆投下から80年となった9日、長崎市で行われた平和祈念式典で、歌手で俳優の福山雅治(56)が作詞、作曲した「クスノキ」を、地元の小学生たちが合唱した。

福山は長崎県出身。「クスノキ」は2014年に発表した楽曲で、原爆で焼かれながらも2カ月後、再び芽吹き、希望と平和の象徴となった被爆樹木に思いをはせた曲だ。福山は5日に放送されたNHK「クローズアップ現代」(月~水曜午後7時30分)に出演した際「大変うれしく、そして自分が音楽を始めた時、ギターを握った時から、まったく想像していない現在地」「僕がこの歌に込めた思いというのは、すべての命が等しく生きられる世界を願うというところなので、みなさんなりの解釈で、この歌を受け取ってもらって、その歌がつながっていくといいな。みなさんの思いが、また違う方に渡され、送られていくといいなっていうふうに思いますね」と述べていた。

「クスノキ」の合唱が始まると、SNSには「いい歌だな…」「歌詞が沁みて泣いた」「合唱素晴らしかったです」「福山雅治見直した。素晴らしい歌手です。子供たちの合唱平和への誓いを感じる」「未来永劫、歌い継がれる名曲をありがとう、福山雅治さん」「この歌、すごい歌だね。控えめに言って最高。全世界にこれだけド直球な言葉で訴えられる人はなかなかいないよなぁ」「心に重く沁みましたねぇ…」などのコメントが相次いで寄せられた。「改めて、すごい楽曲。発売当時からこんな広がり方をすると思っていなかったけど、福山雅治といえばクスノキという世代も増えていくんだろうなあ」とのコメントもあった。

合唱を行ったのは、長崎市の城山小学校と山里小学校の児童約100人。合唱終了後、出席者からは大きな拍手が送られ、児童たちが退場を終えるまで続いた。