立憲民主党の小沢一郎衆院議員は27日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。国民がコメ不足に苦しむ中、農相の立場で「コメは買ったことがない」と発言し、今年5月に更迭された江藤拓衆院議員が、自民党が新たに立ち上げる「農業構造転換推進委員会」の委員長に就任する見通しとなったことをめぐり、自民党の手法に厳しい見解を示した。

26日の投稿に「全国の生産者をここまで追い込み、各地で生産基盤をガタガタにし、コメ不足で価格を高騰させたのは、この人物をはじめとする自民党。いい加減、自民党政治を終わらせ間違いを断ち切らないと、日本は食料危機になる」と、記した。

江藤氏は、農相を2度務め、自民党農水族で知られる。今回の就任をめぐっては、江藤氏の後任で、政府備蓄米の随意契約による放出に踏み切ったり、コメ政策で事実上の減反に当たる生産調整を見直す増産方針にかじを切るなど、改革派で知られる小泉進次郎農相の「監視役」としての就任ではないかとの見方もある。更迭からまだ3カ月あまりで、「時期尚早」だとして、自民党に対する有権者の反発は避けられない情勢だ。

江藤氏は、コメ価格高騰を受け、前農相時代に競争入札による政府備蓄米の放出を3度行ったが価格は下がらず、そのさなかに「私はコメは買ったことはありません。支援者の方々がたくさんコメをくださる。売るほどある」などと発言し、更迭された。