国際創造学者で発明家のドクター・中松氏(本名・中松義郎=97)が、28日発売の「週刊新潮」で“タダ食い”で刑事告訴されたと報じられた件について同日、都内で「事実無根」と全面否定した。その上で、同誌の取材に応じた女性の刑事告訴に対し、警視庁丸の内署に虚偽告訴の告発状を提出したことを明らかにした。
「週刊新潮」の取材に応じた女性は、2年前の11月に開催したイベントに、参加資格がない中松氏が秘書と運転手を伴って現れ「中に入れろ!」「席を用意しろ!」などと声を荒らげ、強引に会場内に押し入ったと主張。さらに、同氏が11万円のVIP席に着席し、怒号を上げ続け、フランス料理を勝手に食べたため秘書、運転手を含めた3人を、威力業務妨害罪で刑事告訴したとも証言。中松氏にはイベントのお知らせを送っただけで、必要だった参加費の事前の入金もなかったと主張した。
これに対し、中松氏は、女性から送られてきた書面には「ご本人確認用チケット」と明記され、全指定席、完全着席、フルコース、飲み放題に加え、5万円相当のお土産つきとまで書かれており、招待を示唆した文面だったと指摘。さらに、参加費の入金など一切、書いておらず、当該書面で入場した複数の参加者が参加費を入金していないことも確認している。一方で、参加費の入金を求められた客には、振り込みが必要なのが分かる、全く別の書面が角封筒で送られていたことも確認した。「完全に招待されたもので、事前の参加費入金など、全く聞いていない」と訴えた。
また、会場内に入って食事をしたのも、門前払いを食ったのを見た知人から「席がないなら私の横に来てください」と促され、食事もその人が「一部、分けてくれた」という。怒号を上げ続けたという女性の主張についても「当日は体調が悪かった。特に、のどが痛かったので、叫べるわけがない」と訴えた。
中松氏は「97年、生きてきて、タダ食いなどと週刊誌に見出しを付けられたのは人生で初めて。私がタダ食いなんて、するわけがない。こんなに、侮辱されたことはない。本当に怒っています」と怒り心頭だった。

