経済評論家の加谷珪一氏が26日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。自民党総裁選(10月4日投開票)に立候補している小泉進次郎農相が掲げた経済対策について、「数字のやりくり」と表現した。小泉氏は「5年間で平均賃金を100万円増やす」としたが、これは石橋茂首相も今年7月の参院選で掲げている。

加谷氏は「石破さんの同じ数字をそのまま踏襲した。石破さんが実現できないことを言うわけがないですよ」と前置きした。続けて「ただ、100万円増えると思うんですが、物価って毎年3%くらい上がっているんですよ。5年たつと、物価は2割くらい上がっているんですよ。賃金も最低それくらい上がってもらわなきゃ困ります。最低限プラスアルファどれだけ賃上げになるかが、問題なんです」と話した。

最後に「今、年収400万円の人が5年後に2割だから、480万円になる。小泉さんの言っている100万円増って、(物価の上昇を考えたら)プラス20万しかないんじゃないのというのがおそらく現実。そんなにすごい政策かというと、そうではなくて、数字のやりくりという範囲内じゃないかと思います」と、数字を例に挙げて説明していた。