自民党総裁選(10月4日投開票)に出馬している小泉進次郎農相(44)は27日、東京都内で報道陣の取材に応じた際、自身のX(旧ツイッター)のコメント欄を全面公開せずに制限している理由について問われ、コメントした。

総裁選の公約に、野党時代の自民党を率いた谷垣禎一元総裁(80)が始めた、国民の名前の声を直接聴く「なまごえプロジェクト」の再始動を掲げているが、Xで一般ユーザーのコメントを受け付けないのは、国民の声を聴くという方針と矛盾するのではないかと問われ、「声の聴き方というのは、それぞれあると思う」と応じた。

「私の支援者の中には、私のSNS上やネットの世界では、誹謗(ひぼう)中傷も辛辣(しんらつ)な面がありますので、それを目にすることで本当に悲しい、つらい気持ちになるから、見たくないという声が寄せられているのも事実」と、自身の支援者の心境を思いやった対応でもあるとして理解を求めた。

一方で、「ご指摘があった通りで、厳しい声を含めて受け止めるべきなのが、政治家の立場ではないのかと。責任ある立場としては、それも当然のことだと思う」とも述べた。

「(国民の)声を受け入れる、声をしっかり聴く。その上で、ホームページ上で『なまごえフォーム』という形で対応しています」とも述べ、公式サイトで独自に国民の声を聴くフォームを設けていることに触れた。

進次郎氏の公式サイトには、「小泉進次郎『なまごえ投稿フォーム』」が設けられており、「もう一度、国民の声を聞き、国民の不安に向き合うことで、国民の安心と安全を実現する政党に自民党を立て直す。そのためにぜひ、あなたの声をお寄せください」と、呼び掛けている。

総裁選には小林鷹之・元経済安保担当相(50)、茂木敏充前幹事長(69)、林芳正官房長官(64)、高市早苗・前経済安保担当相(64)も出馬している。