政治団体「チームみらい」の安野貴博党首(34)が20日までにX(旧ツイッター)を更新。日本維新の会が自民党との連立条件に掲げる「議員定数の削減」について私見を述べた。

安野氏は18日夜時点で「議員定数削減のデメリット」と題し投稿。理由については「(1)国会議員の新陳代謝がより悪化する」「(2)諸外国と比較して日本は国会議員の数がそもそも少ない」「(3)定数削減によって得られるコストメリットは限定的」とした。

そして安野氏は19日放送のフジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜午後8時54分)に出演。維新の吉村洋文代表に「議員定数の削減」についての疑問点を切り込んだ。

安野氏は番組出演後「先程Mr.サンデーにて『議員定数削減』の件について吉村代表に質問させていただきました! ご覧いただいた皆様ありがとうございました!」と書き出した。

「私は改革するとき、まず議員自身から気合を見せるのは一つのやり方だと思います。ですが、その対象が『政治家の新陳代謝低下』という新たな問題を生みうる&交渉当事者両党が相対有利になる『比例の定数削減』であることはやはり疑問です」と投げかけた。

「1割カットの目的を達成するのであれば、1割の議員定数削減ではなく1割の議員給料削減などのやり方もあるはずです(与党の覚悟を測るならむしろそちらの方が周囲もいちゃもんをつけづらいはずです)」とつづった上で「また、比例復活を問題視するのであれば定数ではなく選挙制度をいじるべきですし、じっさい今の選挙制度はさまざまな改善余地があると思います」と指摘。

最後に「果たして今『定数削減』に踏み切るべきなのか? 令和の世の中でどういった選挙制度をつくるべきか? 是非良い議論がなされることを期待します」と締めくくった。

安野氏の投稿に対し「吉村さんは一方的にしゃべりまくって、安野さんに順番を回さないような…必死でしたね。安野さんにももっと同じ時間だけ話してほしかった。しかもそんな大事なことを熟議せず独断で急いでやるのはほんとおかしい」「見てましたが吉村さんから【交渉当事者両党が相対有利になる『比例の定数削減』であること】への説明がなかったですよね。もし比例だけを削減して#小選挙区定数温存するなら、選挙制度を政党都合でいじることになるので強く反対です!」「安野さんご指摘だけでも1割減給、選挙制度など挙げられていて、他党も含めると議論に時間がかかりそう 本来の物価高対策や社会保険料引き下げがさらに遅れそうな予感」などと書き込まれていた。

AIエンジニアの安野氏は昨年7月の東京都知事選に出馬し、全体5位の約15万票を集め、話題となった。今年5月に新党「チームみらい」を立ち上げて自身が党首に就任し、参院選への候補者擁立を表明。「永田町を変えるには、永田町に入るしかない」と訴え、比例代表として初の議席を獲得した。