鈴木憲和農相(43)が27日、テレビ朝日系「羽鳥慎一 モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。首相がコメの価格について「なければならない」となどと発言すべきではいと断言した。
今年8月、新米が流通する前に首相だった石破茂氏がコメ政策について「今後の政策の方向性を次のように明確にいたします。増産に舵を切る。『コメをつくるな』ではなく、増産にカエ向きに取り組める支援に転換をいたします」として、生産調整路線だったコメについて、一転して増産に方向転換すると方針を変える宣言をした。
コメ価格は昨年4月に5キロ当たり2068円だったが最高値で4285円を記録して、10月には4251円で高止まりをしている状態。MC羽鳥慎一から「大臣はいくらぐらいが適正だと思いますか。需要供給で決まるとおっしゃてますが」と切り出されると、「私の立場で言わないと言ってますから申し上げませんが、それでもあえて申し上げると、本当にこれはおいしいなというおコメはあるんですよね。有機栽培だったり、もしくはいろんな手間ひまかけてやっていることもあります。そういうものはしっかり価格で報われるべきだと思っていますが、その価格を毎日毎日食べられるわけではないので、そうだとすれば、いろんな価格帯があっていいんじゃないかなと思います」と言うにとどめた。
さらに鈴木氏は「私から明らかにしておかなればならいのは、総理大臣が4000円台であってはならないと発言すべきではないと思います」と語って「生産コストというのもありますが、消費者が受け入れる価格もあると思っていて、その中で全体として決まっていくことだと思っていて、政治の側からこの価格にコミットするみたいな話はいかがなものかなと思っていて、私としては前から申し上げているところではあります」と話した。
石破氏は、首相在任期間中の5月21日に「コメは、3000円台でなければならないと思っている。4000円台などということはあってはならない」と明言しており、鈴木氏はこの石破氏の考えに対して異論を唱えた。

