藤井聡太竜王(名人、王位、棋聖、棋王、王将=23)が挑戦者の佐々木勇気八段(31)に3連勝して5連覇まであと1勝とした、将棋の第38期竜王戦7番勝負第4局が12日午前9時から2日制で京都市「京都競馬場」で始まった。日本中央競馬会(JRA)で全国に10場(札幌、函館、福島、新潟、東京、中山、中京、京都、阪神、小倉)ある中で、将棋の公式戦が開催されるのは初めてとなる。
このほか、変わり種の対局場はいろいろある。
◆甲子園球場 昨年12月、日本将棋連盟と同球場の100周年を記念した藤井聡太7冠対羽生善治九段の新旧レジェンドによる「伝統の一戦」(非公式戦)が行われた。
◆空港シリーズ 羽田空港第1ターミナルで昨年の名人戦、藤井名人対豊島将之九段の第3局を開催。今年の名人戦(藤井名人対永瀬拓矢九段)は<第2局が羽田、第3局が関西国際空港に隣接する「ホテル日航関西空港」で行われた。また、王位戦第3局(藤井王位対永瀬九段)は北海道千歳市の新千歳空港国際線旅客ターミナルビル「ポルトムインターナショナル北海道」で実現した。いずれも空港を離着陸する飛行機を見ながら、防音を施した室内での対戦となった。
◆ラグビー場 2022年5月24、25日、埼玉県熊谷市「熊谷ラグビー場」で第77期本因坊戦、本因坊文裕(井山裕太本因坊)と一力遼棋聖が激突した。競馬場や球場と同様、屋外に盤を置くのではなく貴賓室に畳を敷いて対局した。
◆国立博物館 同年の本因坊戦第4局(6月11、12日)は福岡県太宰府市の九州国立博物館で開催。23年までの2日制7番勝負1日制5番勝負に変更された24年の開幕局(一力遼本因坊対余正麒八段)は5月14日に東京・上野「国立博物館」で開催された。
※肩書や段位はいずれも当時

