東大東洋文化研究所教授の松田康博氏が13日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)にリモートで生出演。台湾有事を巡る高市早苗首相の発言について私見を述べた。

7日の衆院予算委員会で高市首相は「戦艦を使って武力行使を伴うのであれば、どう考えても存立危機事態になりうる」と答弁。これに対して野党議員からは軌道修正を求める声が上がっている。

松田氏は「今、このタイミングでこれを言う必要があったのかどうかは、私自身は疑問に思います」と前置きした上で「ただ、必要であれば言うべきである。それは、戦争をやるためではなくて。戦争を起こさせないために、中国の計算をですね、より複雑にさせて、やはり思いとどまろうと。そのためにやるべきである、ということなのであると。平和を守るために、いくつかの手段の内の1つであるという風に私は捉えております」と持論を展開した。

存立危機事態とは、他国への攻撃であっても、日本が脅かされ、明白な危機となる事態を意味する。その場合は集団的自衛権の行使は認められる。