前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が15日、X(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相の台湾有事を巡る7日の国会答弁をめぐり、私見をつづった。

高市氏は7日、「台湾有事」について、安全保障関連法の規定において集団的自衛権行使が可能となる「存立危機事態」に該当するかを聞かれ、「武力の行使も伴うものであれば『存立危機事態』になり得るケースだと考える」などと答弁した。これをうけ、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟ができているのか」とSNSに投稿したことが問題になるなど、波紋を広げている。

舛添氏はこうした状況をうけてか、「首相や閣僚は、国会において、自分が精通していない分野の質問に対しては、自分の思いつきで答弁してはならない」と書き出した。そして「官僚機構が過去の経緯も踏まえて、きちんとした答弁書を準備している。そのための『午前3時勉強会』である。自分の言葉で喋りたいという野心が、今回の高市首相の大失策を招いた」と厳しい言葉も交え、指摘した。

また14日夜の更新では「中国の官民の友人たちと連絡をとっているが、台湾有事に関する高市発言への反感がもの凄い。防衛省がきちんとレクをしていれば、あのような不用意な発言はなかったかもしれない。『戦艦』などという言葉は今は使わない。どうすれば事態を沈静化できるのか考えているが、『出口なし』という感じだ」とも述べた。