キヤノングローバル研究所上席研究員で中国事情に詳しい峯村健司氏が24日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。高市早苗首相の台湾有事を巡る発言で、緊迫している日中関係がいったいどこまで続くのかの答えを「持久戦に備えよ」とした。

今後の中国の出方として、「経済的な圧力カードが難しければ、次のステージに上がる。それがおそらく中国に進出している日本企業への嫌がらせですね。ちょっとした法律のミスをつついて、操業停止にしたり、一番嫌なのは日本人を拘束することもあり得ます。そこでプレッシャーをかける」と予測した。

今すぐ関係が修復できるかについては、「正直言って、あまり特効薬はない状況」とも語った。その上で日本としてやるべきことも提案。「(緊張緩和が)数年単位でかかるかもしれないという前提で、中国の経済的な圧力を受けないように、ほかの国にサプライチェーン(供給網)、取引を分散したりとかしながら、外交的な対話は(ポケットに手を突っ込んだままの応対など)失礼な態度を受けることはありますけど、地道に続けていくということで長期戦に覚悟しろということだと思います」と持論を展開した。

中国の政治状況も展望した。「習近平政権も党大会を経て、人事が2年後に変わったりする。彼らもいろいろ内部では問題が出てくるので、我慢比べだと思います」と重ねて強調した。続けて、「高市発言はまったく間違っていないので、撤回するべきではない。今後、こういうことは起こるという前提で中国との向き合い方は考えていかなければいけないと思います」とコメントしていた。