高市早苗首相は26日、国会内で行われた自身初の党首討論で、国民民主党の玉木雄一郎代表が求めた「年収の壁」の178万円を目指して引き上げることに関し「3党合意の約束ですから、さまざまな工夫をしながら、ともに関所を越えていきましょう」と、友好ムードで応じた。

玉木氏は冒頭、「総理にお礼を申し上げたい」として、2021年以来、党が訴え続けたガソリン暫定税率廃止が年末に実現する見通しになったことへの謝意を伝えた。玉木氏は、昨年12月に自民、公明、国民民主の3党幹事長で合意したうちのガソリン暫定税率廃止が実現することになり、残る「年収の壁」の178万円への引き上げの実現を、あらためて要求。「3党合意が実現できるなら、政治の安定のための環境づくりにも協力する」とした上で、178万円を目指して引き上げることへの覚悟をただした。

これに、高市首相は「3党合意のお約束なので、さまざまな工夫をしながら、しっかりといっしょに関所を乗り越えていきましょう」と呼び掛け「政治の安定は大事ですし、お力もお借りしたい」と本音をにじませた。「手取りを増やすことはもちろん賛成ですし、働き控えも少なくしていかないといけない。政策目的はいっしょなので、しっかり目標に向けて、ともに歩んでいきたい」と呼び掛けた。

玉木氏も「いっしょに関所を乗り越えていきたい」と応じ、意欲を示した。