政治ジャーナリスト田﨑史郎氏(75)が1日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。自民党が衆院で少数与党を脱して過半数に達した手法について疑問も呈した。

MC恵俊彰が「先週の金曜日(11月28日)でした、自民党が衆院で少数与党を解消しました」と話した。今年9月に党運営を批判して日本維新の会を除名処分となった斉木武志(比例北陸信越)、守島正(大阪2区)、阿部弘樹(比例九州)の衆院会派「改革の会」に所属する3氏が自民党会派入りした。これで衆院会派別勢力は与党は計230で、3人が自民会派に入ったことで定数465の過半数に達した。

秘密裏に自民党の古屋圭司選対委員長が3人と接触していた。田﨑氏は「古屋さんが動いて、それが表に出てきたのは先週の金曜日(28日)なんですけれども、党内に知れたのは2日前の26日で、鈴木(俊一)幹事長が了承して、その2人だけでやってらして、26日までは…ということですね」と水面下で与党の多数派工作をしていたことを明かした。

恵から「結果的に吉村(洋文)さんは納得されてるんですか」と尋ねらると、田﨑氏は「いや、されてないと思います」と返した。恵に「もともと維新にいらっしゃったわけですよね」と問われ、「維新を離党すると言って除名処分にした。除名処分した人を自民がひろったかたちなんですから、筋としてはあんまりよくないですよ。維新としては面白くないでしょ。除名処分した人を自民党がすくってやるわけだから、それは面白くないですよ」と解説した。

さらに「数を増やして過半数に達しましたから、その意味では政権の安定感は増すんです。予算は成立させやすくなったし、不信任案を回避できる。これ、でも、究極の数合わせなんですよ。自民党、って何でもやる政党なんですけれども、ここまでやるんですか、ってことですね」とあきれて話した。