高市早苗首相は2日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。今年1年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」のトップテンと年間大賞が1日に発表され、年間大賞に、自身が自民党総裁選出直後の演説で語った高市早苗首相(64)の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」と「女性首相」が選ばれたことへの思いをつづった。

東京都内で行われた表彰式に出席した高市首相は、「働いて…」について、「賛否両論いただきました」とした上で「働き方改革。とても大事な時期でございますが、自分も働いて国民の皆さまのために貢献したい、そんな思いがございました、決して多くの国民の皆さまに働きすぎを奨励する意図はございません」と、強調した。

1日夜に更新したXでは「自民党総裁に選出された直後の私のスピーチの一部が、今年の『新語・流行語大賞』の年間大賞に選ばれ、気恥ずかしさも感じながら受賞式に出席しました」とした上で、「『働いて働いて働いて・・』は、決して長時間労働を美徳としたり、奨励したりする意図ではございません。総裁に選出され、私自身が『国家の経営者』を目指すにあたり、多くの経営者の皆様が社員や取引先を守り社会に貢献するために寝る間も惜しんで働いておられるのと同じく、国民の皆様のために懸命に働いていく、その決意を述べたものです」と、あらためて「決意表明」だったことを訴えた。

その上で、同時に選出された「女性首相」に言及。「私自身は、決して『初の女性首相』を目指して仕事をしてきたわけではありませんが、それでも、いわゆる『ガラスの天井』を一つ破ることができた、そのことで『勇気づけられた』と受け止めて下さった方がおられるならば、とても嬉しく光栄に存じます」とつづった。

「『ガラスの天井』の先には、『ガラスの崖』もあるのだそうです。組織の危機、いわば失敗しやすい状況の時には、女性がリーダーのポジションにつきやすいとされる現象です。そして、実際に失敗してしまうと、『だから女性はリーダーに向いていない』という偏見に繋がるとも言われています」と、一般的に女性リーダーの置かれた不安定な立場に触れながら「こんな言葉を日本から一掃するべく、日本の今と未来のために懸命に働き、結果を出してまいります」と、あらためて「働いて」いくことを宣言した。

高市首相の投稿には、「くれぐれもお身体に気をつけて常識を覆して突き進んでいってください」「受賞も嬉しいですがまずお身体第一にお過ごし下さい」「本当にお身体が心配です。倒れてしまっては日本も救えませんから‥」など、健康を気遣うコメントが多く寄せられた。