元兵庫県明石市長で参院議員の泉房穂氏が10日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜午前8時)に出演。おこめ券の配布を見送ると決めた自治体の長に共感した。

政府は物価高対策として、国からの交付金を使っておこめ券を配布することを各自治体に推奨する。パーソナリティーのフリーアナウンサー垣花正は「元首長さんの立場からすると、まあまあ迷惑な制度ではないですか?」と泉氏に質問。泉氏は「おこめ券ですから。もらう立場からすると何でももらえたらいいと思うかもしれないですけど、自治体からすると、そんなお金があるならもっと違うことに使わせてほしいと思うのが自然でしょうね」と話し、「私も市長時代にずいぶん国からこの手の話ありましたけど、結構断りました」と振り返った。

また「明石だったら明石の商店街で使えた方が商店街振興につながりますし。いろんなことに使えた方が助かりますから。限定されるよりは使い勝手がいい方がいいと思いましたけど」と率直に語った。

交付金の使い方は各自治体に委ねられているが、経費の高さを理由におこめ券配布を見送る自治体もすでに出ている。泉氏は「割りも悪いし、自治体としては早くやりたいので。まだ制度設計できていないから、おこめ券だと遅くなる可能性も高い」と指摘。「割が悪いは遅くなるわ、職員の手間暇も。あれもこれも考えると、自治体の首長としては自分たち独自にやらせてよ、自由なんでしょ?という気持ちはごもっとも」と元明石市長の立場で共感していた。