キヤノングローバル戦略研究所上席研究員で中国センター長の峯村健司氏が12日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。緊張が高まる日中関係について解説した。
高市早苗首相の台湾有事発言を巡り、態度を硬化させている中国は戦闘機が6日に対領空侵犯措置を実施中の航空自衛隊機2機にレーダー照射をした。9日にはロシアの核兵器搭載可能な爆撃機が日本海から東シナ海に進出して、中国の長射程ミサイルを搭載可能な爆撃機と沖縄周辺の海域から四国沖まで共同飛行した。
「戦略演習」としたこの飛行について峯村氏は、「どういうことかというと、相手国のインフラとか国土を直接ぶっ壊すという意味。攻撃するということなんですね。四国まで行っているということは、核兵器を使って日本の領土を破壊するという演習だったという意味では、かなり緊張度が上がっている演習だとみていいと思います」とコメントした。
かつては、単独で爆撃機が来たり、中ロで飛ぶことはあったという。「ここまで日本に近づいた演習はないですね。国際法上、違反ではないです。口では、特定の国を対象にはしてないと言っていますが、飛行ルートを見ると、どう考えても日本に対するプレッシャーとみていいと思います」と強調した。

