フジテレビ系「ホンマでっか!?TV」のコメンテーターとしても知られる生物学者で早稲田大学名誉教授の池田清彦氏が17日、X(旧ツイッター)を更新。JR東海が建設を進めるリニア中央新幹線の開業をめぐり私見を述べた。

リニア新幹線をめぐっては、静岡県の知事を務めていた川勝平太氏(昨年5月辞職)が南アルプスの水資源や環境保全などの問題から静岡工区の着工を認めず、JR東海はリニアの東京・品川-名古屋間の27年開業を事実上断念していた。だが、静岡県がこのほど、JR東海が求めていた工事の拠点「ヤード」の整備について、着工に必要な協定を結ぶ手続きを進める方針を示したと報じられた。

こうした動きを受け、SNS上でもリニア新幹線に期待する声があがったが、池田氏は「リニアはできないよ」とキッパリ。「開通しても大赤字で元取れないと思う」と私見を述べ、「負け戦はサッサと白旗あげて退散する勇気がない組織も国も悲惨になります。リニアを通そうなんてミッドウェー海戦に敗れてもまだ戦争続けていた大日本帝国と同じ」と持論を展開した。

池田氏は昨年4月、当時の静岡県知事だった川勝氏が辞意を表明したことで建設工事が動きだす可能性が取りざたされる中、「リニアモーターカーは開業できるかどうか? 2034年以降に開業できたとしても赤字必至だと思う。リニアを構想した時と10年後では産業構造が全く変わってしまうので、リニアは無用の長物になると思う。その時になって、川勝は先見の明があったという話になるかもね」と私見を述べていた。