参政党の神谷宗幣代表は17日、臨時国会閉会を受けて国会内で会見し、各種選挙で躍進し、衆参合わせて勢力を18人まで拡大させた今年1年を振り返り、「(国会の委員会での質問などを通じ)参政党の問題意識を伝えられたのではないか」と手応えを口にした。

同党は今年の東京都議選で初の議席を3議席、参院選では14議席をそれそれ獲得。「参議院ではこれまで私1人で、無所属で活動しているようなものだったが、(参院選を受けて)15人となり、党首討論にも出させていただいたし代表質問にも出させてもらった。各委員会に議員を配置でき、今まで私が1人でやっていた質問を、それぞれの委員会でみなさんにやっていただく形で、参政党の問題意識を国民のみなさんにも伝えられたのではないか」と振り返った。

臨時国会については「法案はおおむね賛成したが、野党なので補正予算は反対をした」と述べた上で、来年の通常国会で審議される2026年度予算案については「かなり期待している。『責任ある』と付いているが、(高市早苗首相は)積極財政だとおっしゃっている」と指摘。「総理以下、どういう思い、覚悟を持って予算を組んでいただけるのかというところを、しっかりみせていただきたいという形で、要望しながら(今回の補正予算案には)反対をしたという形となった」と説明した。

また、委員会審議にすら入れず通常国会に持ち越された、日本維新の会肝いりの議員定数削減法案について、維新側から協力への呼びかけを受けたことに触れながら「審議には至らなかったが、18人の議席を国会の中に持っていることで、政局にも関われるところが出てくるのかなということを感じた」と強調。「我々も、国益にかなうことであれば協力はするが、自分たちの党利ばかり考えて国全体を混乱させたり、無駄な予算を使うことはしたくない。線を引きながら来年の国会にも挑んでいきたい」とも口にした。