奈良県三郷町のファクトリーブランド「DESIGN SETTA SANGO((デザインセッタサンゴウ))」が31日までに公式サイトや公式インスタグラムを更新。同県選出の高市早苗首相が首相公邸への引っ越しの際に着用し話題となった雪駄(せった)について、「間違いなく」同社のものとした。問い合わせも相次いでいるとして、反響や、高市首相の長年の使用に、感謝の言葉も記された。
高市首相は29日、国会近くにある東京・赤坂の衆院議員宿舎から首相公邸に、引っ越し。公用車で議員宿舎から首相官邸に隣接する公邸に到着した際、紺色のトレーナーにグレーのパンツを着用し、白地に柄の入った雪駄を履いたラフなスタイルが話題となった。
同社は公式インスタグラムで、首相の引っ越し時を報じた写真とともに「お問い合わせたくさんありがとうございます!」と反響を明かしながら、「高市早苗総理が履いてくださっているのは、間違いなく奈良県三郷町の雪駄です」と明言。公式サイトでも「2025年12月29に日に公邸引っ越しの際に高市早苗総理大臣が履かれていた雪駄がDESIGN SETTA SANGOの雪駄であるとネット上で大変な話題にして頂いております。総理が履かれているのは2016年発売のデザインで、当時の三郷町長を介して知ってくださいました」と説明した。
同町は草履・雪駄の製造が地場産業であるといい「この雪駄を受け取って頂いた時、直筆でお礼の手紙を頂戴したのを今も嬉しく大切に保管しています」と、高市首相から当時、礼状が届いたことも紹介。高市首相が現在も雪駄を利用していることについては「高市総理が内閣総理大臣に就任され、“うちの雪駄を持ってくれている方が総理に!”と思っていたものの、すでに10年近く前のこと。まさか、実際に着用してくださって、しかも、今もなお履いてくださっていることに、ただただ感動しております。履き心地の良さ、丈夫で長持ちすることが、高市総理のこのお姿で広がってくれたら、本当に光栄です」と感慨をあらわにしたコメントも記された。
首相着用のモデルについては「高市早苗総理が実際にこの写真で履かれている商品はすでに完売しているadomiさんの生地を使用したシリーズです」と、現在は販売を終了しているシリーズであることも説明。ただ他にも多くのシリーズがあると呼びかけている。
報道があった29日以降は、オンラインストアのご注文が急激に増えているという。同社は「たくさんのお問い合わせを頂戴し、有難くも忙しくさせて頂いております。年の瀬のため急激に製造を増やしたり発送作業を進めることは難しいのですが、在庫を増やしたり2月発送という内容でお買い求めいただけるようにするなど、出来る限りの対応をしております」と状況を報告。三郷町のショップは12月28日に年内最後の営業は終えており、新年は1月6日から営業をスタートするとも記された。

