外務省は9日、イタリアの女性首相、ジョルジャ・メローニ氏が15日から17日まで、「実務訪問賓客」として日本を訪れることを発表した。滞在中、高市早苗首相と会談し、ワーキング・ランチにも臨む予定。今年は日本とイタリアの外交関係樹立160周年に当たり、今回のメローニ氏の訪日を受けた日伊関係のさらなる強化が期待されている。
高市首相は昨年11月、南アフリカ・ヨハネスブルクで行われた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の会場でメローニ氏と初めて対面した際、自ら両手を広げて近づき、笑顔でハグした。このシーンは何度も報じられ、話題となった。
高市首相と同じく、イタリアで女性初の首相となったメローニ氏は右派政党の代表。首相に就任する前は「極右」といわれ、政権運営への懸念があったが、就任後は現実的な協調路線にかじを切った。2022年10月の就任から3年あまりが過ぎたが、トランプ米大統領ら世界主要国の首脳からの信頼も厚く、外交舞台で存在感を示している。

