CBC特別解説委員の石塚元章氏が20日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に生出演。19日に高市早苗首相が衆議院の解散を表明した会見についてコメントした。

石塚氏は「なぜ今か? なぜやるの? ていうことが議論になっていて、よく分かった、っておっしゃる方もいるんだけど、僕はよく分からない、っていうか…つまり、今でしょ、っていう理由を見つけようと昨日聞くんだけど、“今じゃない”の答えはいっぱい見つかった。今でしょ、の答えがちょっと若干見つかりにくいかなと思った」と話した。

そして「やっぱり、私を選ぶかどうか、野田総理かどうかということをおっしゃり始めると、人気投票っぽくなって、逆に言うと、“そうか、これが一番の売りなんだ”と、政策とか思想とか、あんまり言ってないんですよ。その議論をしてもらってから、高市さんいい、それでいってか、それはダメ、ってところから選ぶのが本来の建前だと思う」と話した。

さらに「もうひとつは、経済の話でいうと、積極財政は言っていて、円安になって、金利が上がって、決して経済状況は良くなる方向に移ってない。これは事実関係として、良い悪いではない。でも、それでもなお積極財政とおっしゃるので、そこがちょっとふに落ちないな、と」と語って「昨日のこれ(会見)だけでは判断する内容はなかった。今、すぐ白黒つける気はないので、何をやろうとしているのか、判断材料、じっくりみて、“高市さんがいい”なのか“他の人がいい”なのか、それを決める第1歩だと思う」などとコメントをした。

高市氏は19日夕、総理官邸で記者会見し、23日に召集される通常国会の冒頭で衆議院を解散すると、正式に表明した。冒頭「国民のみなさん」と語りかける形で切り出した。理由について「なぜ今なのか。高市早苗が総理でいいのか、今。主権者たる国民のみなさんに決めて頂くしかないと考えた」と述べた。

高市氏はまた、「私も進退をかけます」と述べ、自民党と与党を組む日本維新の会で過半数の獲得を目指す考えを示し、自身の進退にも言及していた。衆院選の日程は1月27日公示、2月8日投開票となる。