「中道改革連合」合流を拒否した「ゆうこく連合」原口一博前衆院議員が24日、国会内で記者会見し、同席した「減税日本」河村たかし前衆院議員とともに新党「減税日本・ゆうこく連合」を結成して衆院選(1月27日公示、2月8日投開票)に臨むと表明した。公選法などが定める政党要件の国会議員5人が集まったという。
原口氏にとっては激動の10日間だった。15日から始まった激動の日々が収束に向かった。原口氏は新党結成報道から一貫して、立憲民主党側へ猛反発の姿勢を表明してきた。15日の両議員総会は沖縄・石垣島に滞在中で出席できず、委任を拒否した。Xの生配信で「こういうやり方をするってね、いわゆる権威主義的な独裁国家のやり方ですよね。断固反対します。断固抗議します。あなたとは2度と一緒にやりません」などと語り、野田佳彦氏のやり口を痛烈批判した。
その後は政党要件の「現職国会議員が5人以上」を満たすために必死の活動を続けた。20日早朝のX生配信では本音も出た。「最後はののしりじゃないんですよ。あの政党を僕、ボロカスに言ってるでしょ。だけどね、彼らへの最後は感謝なんですよ。ありがとうございました。長い間、支えてくれてありがとうございました」と男泣きし、自らの手で顔をぬぐった。
そして同日に立憲民主党に離党届を提出。その後の会見では、立憲側から合流見込みの議員の名前を挙げるも「事実はない」と拒否され結局、当該議員は「中道」入りした。22日早朝には他党へのラブコールを行うも不発。X上では「解散前日ですが、政党要件を満たす同志を募ることができませんでした。ゆうこく連合の現時点での国政政党要件獲得に失敗しました。私の力不足です」とポスト。だが一転して、衆議院解散翌日の24日に河村氏との「電撃合体」が発表された。
原口氏によると他の3人は鈴木敦氏、平岩征樹氏、竹上裕子氏の前衆院議員。原口、河村両氏は共同代表に就く。原口氏周辺は新党設立の届け出に向け、総務省で審査を進めていると明かした。
原口氏は衆院選について「台風の目になりたい」と強調。消費税廃止のほか、新型コロナウイルスのワクチン接種により一部で健康被害が生じたと訴え、争点にしたいと話した。比例代表を中心に戦うとして、河村氏の知名度が高い東海ブロックに8人の擁立目標を掲げた。その他の10ブロックにも立てたいとした。

