衆院選(8日投開票)北海道7区で立候補している自民党の鈴木貴子広報本部長が3日、自身のX(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相が1日放送のNHK「日曜討論」を急きょ欠席したことを受け、自身の見解をつづった投稿がネット上で話題となっている。

高市氏は1日、「日曜討論」に出演予定も本番前に出演キャンセルを発表。与野党11党の党首が生出演し、衆院選で訴える党の政策などについて主張し議論をかわすことになっていたが、高市氏の代理で田村憲久氏が出席していた。

高市氏は自身のXで「実は、ここ数日の遊説会場で、熱烈に支援してくださる方々と握手した際、手を強く引っ張られて痛めてしまいました。関節リウマチの持病がありまして、手が腫れてしまいました」などと釈明。その後、同日に予定されていた岐阜、愛知での遊説はこなしていた。

高市氏の出演キャンセルを受け、日本共産党と社民党は連名で自民党に対し、2日付で抗議文を送付した上で、討論会の再設定を要求。鈴木氏は両党の抗議文を伝える記事を引用し「『議論の場から逃げる姿勢』と決めつけ非難する方には、“痛み”のわかる政治は難しいでしょう」と指摘。続けて「#政治は想像力 #相手を思いやる気持ちが必要」とハッシュタグで補足した。

このポストにさまざまな意見が寄せられた。一般ユーザーからの「討論休んで岐阜はいける理由教えてくださいよ!」との質問に、鈴木氏が返信。「・残りの六日間の選挙戦に臨むにあたり最善の策、治療と痛み止めを講じた。・自民党として田村政調会長代行が出演」と2つの理由を示した上で「∴危機管理を講じた」と“たった8文字”で理由をつづった。

「∴」は、主に数学の証明問題で使われる記号。続けて「これに尽きると思います。加えて、念のためですが、、、NHK日曜討論は総選挙における公的討論番組ではありません」と返信していた。

同日夜、「週刊文春電子版」が高市氏のドタキャン騒動をめぐって、「衝撃スクープ 高市首相が『日曜討論』出演キャンセルを2日前から準備していた」などの見出しで新疑惑を詳しく具体的に報じた。当該記事を紹介した週刊文春のX公式アカウントのポストにも、ユーザーたちから高市氏への厳しい声が相次いでいる。

その中で、鈴木氏が「∴危機管理を講じた」などとつづったポストにコメントが相次ぐ形となっている。「論点をずらすな」「元から逃げる気で準備してて痛みの理由もころっと変わって」「批判をかわす防御的・官僚的な発信として受け止められ、納得より違和感が残ります」などの書き込みが相次いだ。