5連覇を目指す藤井聡太王将(23)と挑戦者の永瀬拓矢九段(33)が1勝1敗で迎えた、将棋のALSOK杯第75期王将戦7番勝負第3局(東京都立川市「オーベルジュときと」)が4日午前9時に再開された。3日午前9時からの2日制で同所で始まった対局は、同日夕方に55手目を先手の永瀬が封じ、初日を終えていた。
今局は、開幕局(1月11、12日、静岡県掛川市「掛川城二の丸茶室」)、第2局(同24、25日、京都市「伏見稲荷大社」)と連続で採用された角換わりから一転、後手の藤井が角道を止めてこれを拒否。序盤から前例のない「力戦」となり、激しい攻め合いが展開された。永瀬は封じ手で最も激しい手順となる3筋への飛車回りを選んだ。すでに終盤と言ってもおかしくなく、見応えのある攻防が繰り広げられそうだ。
持ち時間各8時間のうち、初日の消費時間は永瀬が2時間15分に封じ手に要した49分を加えて3時間4分、藤井が4時間23分。2日目は永瀬が4時間56分、藤井が3時間37分の残り時間で戦う。

