れいわ新選組は5日、健康問題を理由に参院議員を辞職した山本太郎代表(51)が、同日午後7時15分から東京・池袋駅西口で、衆院選(8日投開票)に向けた街宣活動に立つことを、公式サイトなどで発表した。

山本氏の自身のXで、告知をリポストした。山本氏は先月に動画で議員辞職を発表し、「健康上の問題です。端的に言うと多発性骨髄腫、血液のがん。その一歩手前にいます」と理由を説明。辞職を表明した会見では「表に出ない」と衆院選の応援活動参加を見合わせる意向を示していたが、方針転換となった。報道各社の情勢予測では、れいわに関して厳しい内容のものが多く、山本氏の表舞台への再登場で選挙戦最終盤で流れを変えられるか、注目される。

党内では、山本氏の街宣参加に反応するポストも見られた。党首討論会の出席など、山本氏に代わって同党の選挙戦の顔として活動している大石晃子(あきこ)共同代表は、「大石あきこが党首に代わり過去最高に健闘していたとしても、現実の数字は残酷だ。それがわかる山本太郎が最終盤の呼びかけをやってくれるのだろう。皆様よろしくお願いします」と投稿した。

高井崇志(たかし)幹事長は「『れいわのマスコミ調査はあてにならないから、大丈夫だよ』。そういう声が散見されますが、それを踏まえてもピンチです。確かに、前回の衆院選でも、直前のマスコミ調査の予想は6議席でしたが、蓋を開けてみれば9議席でした。しかし、今回のマスコミ予想は4議席以下。生データも見せてもらいましたが、前回よりかなり落ち込んでいます。特に、北関東と東京がピンチです」と厳しい情勢であることを報告。「5議席を下回れば、予算委員会で質疑に立てません。山本太郎代表が急きょ参戦してくれるのも、党存亡の危機だからです」とつづり、支持拡大を訴えた。

伊勢崎賢治参院議員は事務所のXアカウントで「本日、山本太郎代表が45分だけ街頭演説をいたします。ぜひ、生の声を聞いて下さい!!」と、山本氏の演説時間を告知。比例近畿ブロックで出馬している西郷南海子(西郷みなこ)氏(38)は、山本氏の街宣告知を引用しながら「はぁ?まじで?」と驚きをもって受け止めた。