衆院選秋田1区で落選した国民民主党候補の木村佐知子氏(39)が11日、自身のXを更新。東京在住から単身赴任の状態で出馬した経緯に触れながら、現在の心境を記した。
木村氏は、23年4月に東京・台東区議会議員にトップ当選したが、国民民主からの打診を受け、区議を辞職する形で立候補。Xのプロフィル欄では「故郷秋田への強い思いから、断腸の思いで区議を辞し、帰京しての挑戦を決意」と自己紹介している。
木村氏は今回の落選を受け、現在の心境を説明。「後のことはまだわからないけど、秋田に住んだ方がいい、夫や子供たちも連れてきた方がいい、と言われます。そうしたい気持ちはずっと持っています。でも、これだけははっきりしているのは、夫は、東京で仕事があり、秋田には来ないと一貫して言っています。どんなに説得してもダメです。これは、夫が、私をどんなに説得しても、私が故郷秋田で選挙に出たのと同じことです。私は夫に、『そういう嫁を貰ったんだから、諦めてくれ』と言いました。でも同じように、私も、そういう夫と結婚したんだから、諦めないといけません」と吐露した。
続けて、出馬を決断した際の思いも告白。「私は当初、国民民主から秋田一区での公認の話があったときに、離婚も覚悟でと思いました。現状は、解散が思ったよりも急だったこともあって、折衷案の一時的な単身赴任という形を取り、そこまでには至りませんでしたが、私は、自身の政治活動を優先するために、離婚をした方がいいのでしょうか? 秋田で腰を据えて、働いて子育てしたいのです。私は選挙に出る前からずっと。でも、これは、私の一存ではどうにもならないことです。子供にも子供の考え、人間関係があります」とつづった。
木村氏は「覚悟を見せるために秋田に住め!と言われますし私もそうした方がいいことは百も承知ですが、政治活動のために、離婚して、子供を置いていく、あるいは無理やり秋田に連れてくることは、かえって反感も買わないでしょうか?」とコメント。「答えはありませんが、まずは今日、東京の家族のもとに戻ります」とつづった。
続く投稿では「個人的なことを書くな、というご意見散見されます。しかし個人的なことこそが、有権者に対する説明として大事だし求められているのもまた、確かなのです」と記した上で「私は決して単なる悩み相談で本ポストをしているのではありません。これまで、『木村さんと木村さんの家族はどうして秋田に住まないの?』という何回も聞かれた有権者からの質問に対する現状できる限りの誠実な回答、と受け止めていただければと思います」と投稿の真意を説明した 木村氏は2万5510票を獲得したが、自民候補に約4万票差で次点となり、比例復活もできなかった。

