福間香奈女流5冠(清麗・女王・女流王座・女流王位・倉敷藤花=33)の棋士編入試験5番勝負第2局、片山史龍四段(21)戦が16日午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。先手後手は事前に決まっており、今局は片山が先手で、福間が後手。振り飛車党の福間が中飛車としてスタートした。
編入試験は四段になったばかりの若手棋士5人が試験官となり、ほぼ1カ月に1局で行われる。3勝すれば合格、3敗した時点で不合格となる。2022年(令4)8~10月にも受験した福間は、徳田拳士、上野裕寿、狩山幹生に3連敗している。今回も第1局(27日、大阪府高槻市「関西将棋会館」)は山下数毅四段(17)に完敗した。連敗すると、かなり厳しい。
同じ女流棋士では、西山朋佳女流3冠(白玲・女流名人・女流王将=30)も24年9月から25年1月にかけて編入試験を受けた。こちらも2勝3敗で不合格だった。
将棋の棋士と女流棋士は、参加可能な棋戦や段位が異なる別々のプロ制度。過去に棋士になった女性はいない。日本将棋連盟では14年にこの制度を導入した。公式戦で規定の成績(10勝以上、かつ勝率6割5分以上)を挙げたアマチュアや女流棋士が受験資格が得る。合格者には今泉健司五段、折田祥吾五段、小山怜央四段がいる。
持ち時間は各3時間で、昼食休憩を挟んで16日夕方には決着の見込み。

