参政党の神谷宗幣代表(48)は17日、国会内で記者会見し、新たな党役員人事を発表した。

これまで安藤裕幹事長が兼務していた政調会長に、衆院選比例北関東ブロックで当選し、9年ぶりの国政復帰を果たした豊田真由子氏(51)を起用。また、比例東北ブロックで衆院初当選した元自民党参院議員の和田政宗氏(51)が衆院国対委員長に就任するなど、自民党出身の2人が党要職を担う形となった。

豊田氏は12年衆院選に自民党から出馬し初当選。17年6月、政策秘書へのパワハラ言動が一部週刊誌に報じられ、自民を離党。同年の衆院選に無所属で立候補し落選した。テレビのコメンテーターなどでも活動していたが、昨年9月に参政党のスタッフとして入党したことが発表され、政調会長代行を務めていた。和田氏は自民党から立候補した昨年の参院選で落選し、同12月に党スタッフとして参政党に入党、政調会長補佐を務めていた。

会見でコメントを求められた豊田氏は、政権与党とは「是々非々で対応したい」とした上で、「(衆院選で初当選した)新人さんも多く、勉強会なども含めて幅広で学んでいただき、それぞれの方がプレーヤーとしてやりがいを持って取り組んでいただきたい。また、党のオリジナルの政策を含め、党員さんの思いをくみながら具現化し、国民に資するような政策をつくるため全力を尽くしたい」と述べた。

和田氏は「自民党が大きかろうが小さかろうが、わが党の掲げている政策の実現が大事。国のために資する法案などを、代表質問や予算委員会、各委員会で提起し、政策実現する中で役割を果たしていきたい」と抱負を述べた。

神谷氏は、豊田氏について「もともと政調会長代行で今までとそんなに大きく変わらないが、(今後は議員)バッジをつけて交渉していただける。より精度の高い政策をつくっていただきたい」と述べ、和田氏に対しては「議員経験が長く、そのキャリアを生かして他党としっかり交渉の窓口になっていただきたい。今回、衆参ともに15人をそろえ、やっと国政政党らしい布陣となった。(国会での)交渉のトップとしての役割を期待している」と述べた。