8日投開票の埼玉県議補欠選挙(同県川口市、欠員2)で、初当選した無所属の西澤理氏(38)が議員辞職する旨を県の選挙管理委員会に伝えたことが9日、分かった。
西澤氏は当初、国民民主党の公認候補として出馬したが、公認判断に関わる特定の事実を申告していなかったとして、県連が7日に除籍処分と公認の取り消しを発表した。詳細な除籍理由は「個人のプライバシーに関わる」として明らかにしていない。
日刊スポーツの取材によると、県選管は西澤氏から辞職意向の旨を既に伝えられていると明かした上で、同日午後2時半時点で必要な書類は「まだ到着してない状況」と明かした。
県選管によると、辞職届が届いた時点で辞職にはならないという。議長に対し辞職届を提出し、その旨を本議会で報告、それを全議員に諮った上で決定する流れ。
西澤氏はこの日、自身のXを通じ「川口市選挙管理委員会が発表した埼玉県議会議員補欠選挙の結果を確認したところ、私、西澤さとしは当選となりました。多くの皆さまにご付託をいただきましたことに感謝申し上げます」と報告。その上で「しかし、今回の当選は、国民民主党からの公認取り消しが充分に伝わらないなかで国民民主党に対する期待を、私、西澤さとしに重ねていただいたものが多いかと存じます。そうであるならば、私がこのまま議員として活動することは適切ではないと考え、即日、議員辞職することを決意いたしました」と記述。最後に「みなさまの貴重な票を無駄にすることになってしまい、誠に申し訳ありません。ご支援、応援していただいたみなさまにも深くお詫び申し上げます」とポストした。
同選挙区では、自民党の小見山祐紀氏(38)も当選した。いずれも諸派の古川圭吾氏(55)と津村大作氏(51)は及ばなかった。

