高市早苗首相は25日の参院予算委員会で、19日(現地時間)にホワイトハウスで行われた日米首脳会談の冒頭、トランプ大統領に対し「世界中に平和と繁栄をもたらせるのは、ドナルドだけだと思う」と語りかけた「決めぜりふ」について、ワシントンへの機中で「徹夜で考えた」と明かした。
訪米の自己評価について、自民党の山田宏議員から問われたのに対する答弁。
高市首相は首脳会談で、「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだと思っています。そのため、私は諸外国に働きかけ、しっかりと応援をしたいと思っています」とトランプ氏に伝えている。このフレーズに関して、高市首相は「私が発した冒頭の発言について、さまざまな評価があることは承知している」とした上で、「当日、渡米する飛行機の中で、徹夜で考えました。冒頭何を申し上げるか、懸命に考えました」と述べ、米国に向かう政府専用機の中で寝ずに考えたものだと明かした。
その上で、「中東をはじめ国際社会の平和と繁栄に向けて、米国がリーダーシップを発揮して、建設的な役割を果たすことが重要。だから、今は戦争でございますが、これを平和に持って行けるのも、エネルギー市場、マーケットが非常に混乱し、世界経済に影響が及んでいる中、これを改善できるのも、トランプ大統領の気持ちにもかかっている」と強調。「そういう思いをお伝えしつつ、日本としても国際社会の平和と繁栄に向けて米国がリーダーシップを発揮することはこれまでも支持してきている。それをあらためて、トランプ大統領にお伝えしたということです」と述べた。
山田氏は、今回の日米首脳会談について「日米同盟は、だんだんお題目だけでなく、中身をきちんとつけていく機会への第1歩になった。ひいては我が国周辺での安全と抑止力を高めることにもつながる。しっかり進んでいってほしい」と応じた。

