松屋はこのほど、今年9月5日に新館「松屋銀座 並木通り館」を開業し、同ビルの2~3階に小規模ミュージアム「ギンザミライミュージアム」(愛称「ギンミラ」)を先行オープンさせると発表した。
最も旬なコンテンツを世界へと発信していく新たな拠点とする。日本のポップカルチャーを引っ張るアニメやマンガ、ゲームなどのコンテンツを集結させ、Z世代やインバウンド(訪日客)を中心とした世界中のファンに向けて、「その時、その場所」でしか味わえない、充実したエンターテインメント体験を提供する。
2階(広さ約316平方メートル)は展覧会場。3階は約117平方メートルの物販スペースと約188平方メートルのコラボカフェとする。
開業して101年となる松屋は、長年にわたりコンテンツ催事の企画、制作を手がけてきた。ギンミラでは、銀座店8階の催事場で開催する大規模展覧会だけでなく、より広いジャンルのコンテンツを網羅すべく、少しコンパクトな規模で年間10本程度の展覧会を予定している。
この事業を新たな収益基盤として強化する。29年度に売上高70億円を目指す。世界で愛されるポップカルチャーの体験を提供することで、従来の顧客層とは異なる若年層、訪日外国人など、新たな来場者の獲得を狙うとともに、ほかの売り場へと誘導する。
また、国の「新クールジャパン戦略」にも連動。日本のエンタメコンテンツを最高の形で提供することで、他店との違いを出す。5年後には銀座を「ジャパン・カルチャーの聖地」として世界へ定着させる。
なお、1階の「アニエスベー」は10月9日にオープンする。

