今年1年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2026 T&D保険グループ新語・流行語大賞」のノミネート30語が5日、発表された。

昨年の年間大賞には、女性初の内閣総理大臣となった高市早苗首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が選ばれたが、今年は、2月の衆院選で歴史的な圧勝を自民党にもたらし、「1強」状態となっている高市首相自身の言葉は「選外」だった。

高市首相関連では、「悲願」だとし、現在国会で法案審議のまっただなかにある「消費税1%」が、ノミネートされた。良くも悪くもこの1年、永田町でさまざま飛び出してきた「高市政治」を象徴する言葉が選ばれないという、さみしい結果に。国会審議でも登場した政治関連の言葉では、ほかに「ナフサ」「AI暴走」「警戒レベル5」「NISA貧乏」などがノミネートされた。

時の首相の言葉は過去にも数多くがノミネートされ、12月に発表されるトップテンや年間大賞を受賞している。ノミネート語の中から選ばれるトップテンに入ったのは直近では、昨年の「働いて…」が、2015年の安倍晋三首相(当時)の「1億総活躍社会」以来10年ぶりだった。

公式サイトによると、首相の言葉は、1984年(昭59)に始まった第1回で、中曽根康弘氏の「鈴虫発言」(新語部門・銀賞)が選ばれた。次の年からは、中曽根氏の「100ドルショッピング」(85年、流行語部門・特別賞)、「“国際”国家」(87年、特別部門・特別功労賞)、小渕恵三氏の「ボキャ貧」(98年、特別賞)と「ブッチホン」(99年、年間大賞)、小泉純一郎氏の「米百俵、聖域なき改革ほか」(01年、年間大賞)、「小泉劇場」(05年、年間大賞)、福田康夫氏(受賞者辞退)の「あなたとは違うんです」(08年、トップテン)、鳩山由紀夫氏の「政権交代」(09年、年間大賞)、野田佳彦氏の「どじょう内閣」(11年、トップテン)、安倍晋三氏の「アベノミクス」(13年、トップテン)と「1億総活躍社会」(15年、トップテン)、高市首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」(25年、年間大賞)が選ばれてきた。

今年のトップテンは、12月1日に発表される。

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