日本の台所・築地に隣接する八丁堀で「一本釣り」の魚にこだわる「鮨処 司(つかさ)」。先代の千葉秀朗さんが1975年(昭50)に開業、今年で43年目を迎える。16年(平28)6月に現在の東京・八丁堀1丁目へ移転した。

 「一本釣りのネタはマダイ、イシダイ、スズキ、マコガレイ、コチなどの白身魚が中心。食感の違いを味わっていただきたい」と2代目の浩司さん(51)は胸を張る。昔ながらの氷を使ったネタケースも先代から受け継いだこだわりだ。

 「白身魚の湿度と鮮度を保つには、この方法が一番なんです」。創業時から通い続ける常連客をもうならせる。

 明るく清潔感あふれる店内は、仲間同士の会食や接待に最適。ぜひ極上のネタを味わってみてはいかが。

 ◆住所=東京都中央区八丁堀1の8の1。【電話】03・3552・8207。

 ◆営業=平日午前11時30分~午後8時30分(※要予約)。

 ◆定休日=土・日・祝日。