24日の東京7R(1勝クラス、ダート1600メートル)で競馬ファン待望の同期タッグが実現する。

今年3月に開業した蛯名正義調教師(53)の管理馬ダイナストーン(牝4)に騎乗するのは武豊騎手(53)。競馬学校同期の騎手として、互いに切磋琢磨(せっさたくま)してきた存在が調教師と騎手となって、初めて一緒にレースへ挑むことになる。「牝馬限定戦ですし、いい位置で運べればもう少し粘れると思います。体調は大きく変わりませんが、暖かくなってきて馬体が締まってきました」と津曲助手。

24日の蛯名正厩舎は東京で走る2頭のみ。武豊騎手は5Rの騎乗もあるため、タイミング次第になるが、パドックでは蛯名正師が騎乗する武豊騎手の足を上げるシーンが見られるかもしれない。蛯名正厩舎の開業初勝利もかかり、見逃せない一戦になる。