的中が止まらない-。コラム「コンサル馬券」の井上力心(よしきよ)記者が波乱の大阪杯、桜花賞、皐月賞に続き、先週日曜のフローラSも5番人気◎エリカヴィータで見事に的中。2着パーソナルハイとの馬連は5710円の好配当でした。コラムで示した◎の最大の根拠は最終追い切りではなく、「1週前追い切り」。なるほど、好調な記者は見えています。

G1のなかった週もG2的中で好調を持続し、今週から始まるG1連戦も的中ロードを期待したいところ。今週末の天皇賞・春もぜひ日刊スポーツの紙面、若きエース、井上力心記者の予想にご注目ください。

<4月24日付の日刊スポーツ紙面に掲載されたコラム「コンサル馬券」より>

土曜の東京競馬場では電光掲示板に勝ちタイムや上がり時計が表示されないというアクシデントがあった。自動計測システムに機器トラブルがあったためだ。ITシステムにおいては、サーバー機器に故障があった場合には「ホットスタンバイ」という瞬時にあらかじめ用意していた、同じ構成の機器に自動で切り替えるという手法がある。ただ、今回の件はバックアップが手動計測のものだったことには少々驚いた。自分なら失敗を恐れソワソワしてしまいそうで…。

レースもトラブルなく全馬が力を出し切ることが何よりだが、◎エリカヴィータの前走フェアリーSは勝負どころでのアクシデントがもろに響いた。4コーナーでトップスピードに入ろうかというところで、他馬と接触する不利を受け全く競馬にならなかった。参考外の一戦と捉えていい。

グッと来たのは1週前追い切り。美浦ウッドコースで5ハロン65秒5-11秒2をたたき出した。大跳びで力強さの中にもスピード感があり、何よりフォームが格好良かった。走りからやはり広いコース向きで舞台替わりと距離延長はプラスに働くだろう。数々の名牝を育てた国枝師もこの馬に対しての評価は高い。「いいものを持っているし体に実が入ってきた」と中間の成長を実感していた。反撃態勢は整った。◎の走りにマッチする府中で、今度こそ力を出し切る。単勝(2)と馬連(2)から(13)(6)(9)(1)(3)(5)(10)へ。