天皇賞・春(G1、芝3200メートル、5月1日=阪神)に出走するタイトルホルダー(牡4、栗田)の栗田徹師(44)が共同会見に出席し、調整過程などを詳細に語った。一問一答は以下の通り。

-前走(日経賞1着)を振り返って

栗田師 有馬記念の後、少しアクシデントがあって、今年の始動戦をどこからかというところから始まって、阪神大賞典か日経賞かということで日経賞を選択させてもらった。いろいろな助言をいただいた中で、まずは競馬を使うことを大目標に進めてきて、結果もついてきて騎手も馬を信じて乗ってきて、勝ちきることができてほっとしています。

-最後まで抜かせないというこの馬らしさがありました

栗田師 はい。そう見えました。

-中間の状態は

栗田師 前走後も10日ほど放牧に出させてもらって、気持ちの面や体のケアをしてもらって、放牧して10日後に帰ってきたわけですけども、非常にこうガス抜きができたと言いますか、リフレッシュした様子が見られて、レースに向けて少しずつ負荷を掛けていけるような状況で、気負う面もなく順調にここまで来られたと思います。

-1度使っての上積みは

栗田師 前走は力みの調整といいますか、修正がすごい苦労したところもありましたけども、日経賞を挟んだことによって、力みも取れて、体の張りも出てきたように見えます。

-最終追い切りのポイントは

栗田師 先週の段階でほぼ確認する面はできていて、今週はジョッキーとも話していたんですけど、そんなにはいらない追い切りということで、前に馬をつけてがっちり併せるというよりかは、そっとそっとついて行くような感じで、整える程度の。そして走りに関しましては、日経賞は左右のバランスが悪かったり、手前を替えていなかったりということもありましたので、その細かいポイントの確認ですかね。手前を替えることだとか、息遣いだとか、走るフォームなど確認しました。

-自信は

栗田師 先週はしっかり手前を替えて、小気味のいい走り。いい頃のこの馬の走りができていたものですから。今週はある程度、今週良くなってくるだろうなというイメージができていたんですけど。その思い通りに来ています。

-本番に向けて不安点はない

栗田師 はい。そうです。

-3200メートルは

栗田師 菊花賞を走っていますから心配ないと思います。

-レースに関しては

栗田師 騎手と枠と相手関係にもよると思いますけども。有馬記念でも違う競馬をしていますし、まあ実際勝ったレースというのが逃げて勝ってますけども、有馬記念というのは不利な要素があった中で際どい競馬をしてくれたと思っています。ただこの馬の持ち味を生かすには、ある程度そいういう極端と言いますか、逃げた方が持ち味が生きるかと思いますけど、そこは決めつけるとやはり競馬ですから、騎手と馬とのコンタクト、信頼関係でやってもらえたらと思っています。

-この馬の力を出し切ればといったところ

栗田師 はい。そう思っています。

-相手関係は

栗田師 昨年海外に挑戦した、大きなレースに挑戦した馬もいますし、上がり馬もいますし。ただ特殊な距離、特殊な舞台でもありますので、適性というのが本当に大事になってくるのと、まずは馬の状態というものが厩舎にとっては体調というものを第一にやってきたという思いです。

-唯一のG1ホース。菊花賞馬はここ10年で6勝

栗田師 菊花賞を勝ちきったというのは、春の天皇賞につながる面もあると思います。そういう舞台におきましては、適性というものは合ってくるんだと思いますが、まずは厩舎としましては馬の状態を最優先に考えてやってきたつもりです。

-ファンに向けてひと言

栗田師 多くのファンの皆さまにいつも応援いただいて、馬とともに厩舎もこのレースに向けて、大舞台に向けて調整してきました。その大きな舞台で最善の結果が出せるといいと思っていますし、騎手とともにやっていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いいたします。