日曜小倉メインのプロキオンS(G3、ダート1700メートル、10日)で、ゲンパチルシファー(牡6、佐々木)が重賞初制覇に挑む。

約2カ月ぶりだった前走スレイプニルS(東京ダート2100メートル)は、2番手追走からしぶとく脚を使ったものの3着。佐々木師は「ゴール前100メートルでビタッと止まったね」と振り返る。

ただ、前走を使ったことで気配は上昇。師は「たたき2走目は体が使えるようになるからね。中間は緩めずにしっかりとやれているし、これまでの成績を見ても1700メートルの距離は悪くない。あとは力関係のみ」と前進を期待する。

たたいた上積みと距離短縮に加え、小倉ダートは4戦【1・1・2・0】で複勝率100%。今年1月の東海S(7着)以来2度目の重賞挑戦で初タイトルとなるか。