杉原騎手騎乗の3番人気キタウイング(牝、小島、父ダノンバラード)がデビュー2戦目で初勝利を挙げた。やや重の馬場で勝ち時計は1分36秒4。

前半は最後方の位置につけた。3コーナーから徐々にスピードを上げ、4コーナーに入ると一気に加速。直線では早めに抜け出して押し切りを図った1番人気のバロックダンスをゴール前で鼻差差し切った。

鞍上は「前回は1200メートルで忙しかったので、今回は道中もゆっくりと運べました。1回使ってよくなっていました。今日は長くいい脚を使ってくれて勝てて良かったです」と笑顔で振り返った。

小島師は「まだ緩い中でこれだけ走ってくれましたね」とたたえた。今後は状態を見極めて、連闘での新潟2歳S(G3、芝1600メートル、28日)も視野に入れる。