単勝1・2倍の断然人気に支持されたキングズレイン(牡、手塚、父ルーラーシップ)が首の上げ下げの接戦を制して初勝利を挙げた。

勝ちタイムは1分52秒5。母は15年ローズS(G2)を制したタッチングスピーチで母父はディープインパクト。

中団の3、4番手をリズム良く追走し、勝負どころでマークを受けたトーセントラムに外からプレッシャーをかけられるも鞍上のステッキに応え、辛くも鼻差で勝利をもぎとった。横山武騎手は「返し馬で初戦からあまり成長がないと感じましたがもともと完成までに時間がかかるタイプですからね。辛勝という形でしたが、今日は勝ち切ることができて良かったです」と振り返った。