秋の短距離王を決めるスプリンターズS(G1、芝1200メートル、10月2日=中山)の最終追い切りが28日、東西トレセンで行われた。安田記念2着馬で、今回初めてのスプリント戦となるシュネルマイスター(牡4、手塚)は、美浦ウッドで3頭併せを行った。4度目のタッグを組む横山武史騎手(23)が共同会見に出席した。一問一答は以下の通り。

-1週前追い切りの感触は

横山武騎手 その前の週に嶋田騎手が乗っていて、かなりいい動きだったと聞いていたので期待していたが、自分が想像しているよりは動きがいまいちだなという感触でした。

-最後に騎乗したマイルCS2着時と比べて

横山武騎手 新馬の時からこの馬のことは知っていますが、まだまだ緩いかなという気はします。

-成長や上積みは

横山武騎手 パワーはついたと思います。歳も重ねていますし。それでも緩いかなと思います。

-前走、前々走を見ての感想は

横山武騎手 昔に比べて前向きさが出るようになったとは、クリストフ(ルメール)さんも言っていたので、そういう部分に関しては距離短縮はいい方に出てくれるんじゃないかなと思います。

-中山芝1200メートルで鍵となるポイントは

横山武騎手 マイルでもいつも後ろからですし、スプリントになるとより一層後ろからになって、追走に苦労してしまうのではと心配しています。

-ファンに向けて意気込みを

横山武騎手 すごく強い馬だと思います。今回は初めてのスプリント挑戦ですし、あくまでチャレンジャーの立場として、シュネルマイスターといい結果を残せるように頑張りたいと思います。