凱旋門賞馬アルピニスタ(牝5、M・プレスコット、父フランケル)がジャパンC(G1、芝2400メートル、11月27日=東京)参戦へ向けた準備を静かに続けている。2日、レーシングポスト電子版が伝えている。
管理するマーク・プレスコット師(74)は「アルピニスタは間違いなく元気ですし、前へ進んでいますが、もし、彼女に何か少しでも悪いところがあれば引退させるつもりです。現時点では私たちはゆっくりと前進しています」とコメント。参戦する場合は17日に英国を出発する予定になっているという。
記事ではジャパンCの賞金と勝った場合に発生する多額のボーナス(報奨金)を紹介。また、プレスコット厩舎は23年前(99年)にアルボラーダ(98、99年に英チャンピオンS連覇)が来日後に出走を取り消しており、それ以来のジャパンC参戦になることも記されている。
プレスコット師は日本のG1に参戦経験のある関係者から情報収集に励んでいる様子で、96年シングスピール、97年ピルサドスキーでジャパンC連覇のマイケル・スタウト師と食事したことや、エド・ダンロップ師(05、06年にウィジャボードで2年連続参戦。スノーフェアリーで10、11年のエリザベス女王杯を連覇。レッドカドーで多くの来日経験を持つ)から有益な情報を得たと語り、86年に英国馬で初のジャパンC制覇を果たしたジュピターアイランドのクレイヴ・ブリテン元調教師にも話を聞きたいと意欲を見せている。
プレスコット師は東京競馬場の馬場内に新たに完成した国際厩舎についても言及しており、「近年は英国馬の出走がありませんが、新しい施設ができたことで私たちは行きやすくなりました」と参戦に踏み切る理由の1つとして説明している。


