4番人気クリノドラゴンが直線で差し切り、重賞挑戦3度目で初タイトルを獲得した。

勝ちタイムは2分6秒3。浦和記念は大橋勇樹調教師(61)が初制覇、武豊騎手(53)は6年ぶり5度目の制覇となった。

小回りに加えて水の浮く不良馬場。脚質的に不利な条件だが、百戦錬磨の鞍上は何度もコンビを組んできたパートナーの長所を生かす競馬に徹した。「あまり気にせず、この馬のスタイルで乗ってみようと」。道中は後方。徐々に前との差を詰め、逃げたアイオライトを直線で捉えた。最後は2着ラーゴムに2馬身半差の完勝だった。

師も「コースが小さいので、そこだけ対応できればと思っていた」と克服を称賛。次走は「使ってきているので、ひと息入れて」と未定だが、「これまで賞金で苦労したけど、これからは胸を張ってG1などにも行けると思う」。ダート中距離戦線をにぎわす存在になりそうだ。【牛山基康】