新設された国際厩舎の効果もあり4頭の外国馬が参戦したが、今年も馬券圏内には至らなかった。

06年3着のウィジャボードを最後に今年で16年連続(出走なしの19年含む)。6着で最先着したのは、昨年5着で2年連続参戦のグランドグローリーだった。道中は後方馬群にもまれながらの追走。直線勝負に懸けたが前が開かず外に切り替えるロスもあり、ジリジリとした伸び脚になった。ギュイヨン騎手は「最終コーナーを回ったあたりから前が詰まって思うように乗ることができなかった」と悔やんだ。

レーティングトップだったオネストは好枠を利し、インの絶好位で運ぶも狙った内の進路が全く開かず。外に切り替え立て直すも7着が精いっぱいだった。ルメール騎手は「道中はいい感じで冷静に走ってくれた。ただペースが遅くなって直線はみんな力を残していたしオープンスペースがなかった。アンラッキーだったけどよく頑張ってくれた」とタフな競馬をこなした3歳馬を評価していた。