単勝2番人気のナムラクレア(牝4、長谷川)が重賞3勝目を手にした。勝ち時計は1分7秒3。

スタートを決めて、道中は中団のインを追走。浜中騎手に導かれ、直線も内からいい伸びを見せた。牝馬ながら56・5キロのハンデを背負っていたが、ものともしなかった。

鞍上は「道中もいい手応えでしたし、直線で前が開いてからは、いつものいい瞬発力で伸びてくれました」と笑顔。「接戦だったので最後まで気を抜けませんでしたが、馬が頑張ってくれました」と相棒をたたえた。

高松宮記念(G1、3月26日)と同じ舞台での重賞制覇には「結果を出せたのは自信になりますし、このまま行ってほしいですね」と夢をふくらませた。

頭差の2着は10番人気ファストフォース。ハナを切った1番人気マッドクールは3着に敗れ、5連勝はならなかった。

馬連(2)(9)は8100円、馬単(2)(9)は1万2250円、3連複(2)(8)(9)は6040円、3連単(2)(9)(8)は4万9270円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)