スワーヴリチャード

父ハーツクライ

母ピラミマ(母父アンブライドルズソング)

 

■戦績 19戦6勝

■主な勝ち鞍 17年共同通信杯、アルゼンチン共和国杯、18年金鯱賞、大阪杯、19年ジャパンC

■種付け料 200万円 初年度産駒が今年デビューへ。

 

<社台SS関係者コメント>

ハーツクライの後継馬でございます。3歳2月に共同通信杯を勝ち重賞初制覇。ダービーでは惜しい2着となりましたが、秋のアルゼンチン共和国杯では初の古馬戦も難なく快勝。ハーツクライ産駒らしい成長力で4歳時には大阪杯、5歳時にはジャパンCに勝利しております。阪神内回りの大阪杯と東京芝2400メートルのジャパンC、求められる適性が異なるG1を制した万能性、また安田記念を1番人気3着と初のマイル戦でも対応できる高いスピード性能を発揮しておりました。

セレクトセールに上場された高額落札馬を含め多くの産駒を見ていますと、個体差が少なくそろっていて、かつバランスの整った産駒が多く、調教へと移行しデビューが近づいた今も平均値が高いという評価が聞こえています。父のハーツクライ以上に現時点での力強さのようなものは感じますし、5歳になってから本格化、という典型的な父産駒よりもスワーヴリチャード産駒の方が早い時期から活躍しそうな印象です。

母父アンブライドルズソングも自身の産駒がBCジュベナイルに勝つなど早くから高いレベルで仕上がるタイプですから、その血を受け継いで2歳戦からどんどん狙ってほしいと思います。また母父アンブライドルズソングにハーツクライという本馬と同様の配合がされた産駒からノットゥルノというジャパンダートダービー勝ち馬が誕生されましたから、本馬からも似たような要素を全面に出してダート路線にも活躍馬を出してほしいと思っています。

【種牡馬博覧会2023】はこちら>>